テトラパックの
SDGsへの取り組み

持続可能性への取り組み

持続可能性 |
転換へのイノベーション

約70年前、テトラパックの技術とソリューションは、いつでもどこでも食品を安全に入手できるように、業界の流れを一気に変えました。昨今の気候変動と安全な食糧供給の課題により、業界は再び大きな転換を迫られています。
テトラパックは、持続可能な未来への転換をリードするという大きな目標を持ち、そのための確固たるサステナビリティの基盤をつくり、さらなる開拓をし続け、テトラパックの約束「大切なものを包んでいます™」を実現し、食品、人々、地球を守ります。

社長兼CEOアドルフォ・オリベ
社長兼CEOアドルフォ・オリベの写真

テトラパックの
サステナビリティアプローチ

食品Food.

SDGs17の目標の2,12,17

テトラパックは、確実で持続可能な食品システムを通して未来を形づくる一助になることを約束します。世界の人口が急速に増加する中において、テトラパックの容器 包装は食品を守り、より多くの人々に安全で栄養価の高い風味豊かな製品を提供します。テトラパックのソリューションは、バリューチェーン全体での食品ロスの防止に役立っています。各所と協力して、飢餓をゼロにするプログラムや、食糧の安全確保、栄養改善に関するプログラム、および持続可能な農業と生産を促進するプログラムなどを開発し、支えています。

人々People.

SDGs17の目標の4,5,8,17

テトラパックは、安全で受容性に富み、多様性を尊重する公平な作業環境を目指しています。さらに、誠実を基本理念としたテトラパックの事業展開やコミュニティーのサポートにより、社会に貢献できるバリューチェーンを目標に取り組みを進めます。

地球Planet.

SDGs17の目標の6,7,9,12,13,15,17

テトラパックは、 事業は地球環境に良い影響を与えなければならないと考えています。私たちは持続可能で革新的な食品加工処理および容器包装ソリューションの開発・提供を通じてそれを実現します。そして地球の気候、資源および生物多様性の保護と回復を支援します 。バリューチェーン全体で、食品の安全性または品質に妥協することなく持続可能な未来を守ることができる行動を絶えず追求します。

  1. 気候:気候変動の影響を抑え、自社の事業や製品およびバリューチェーン全体でエネルギー削減や脱炭素化を進めます。
  2. 生物多様性:持続可能な調達慣行を守り、紙容器に再生可能な植物由来の原材料またはリサイクル原材料のみを使用することを目指します。
  3. 循環型経済:紙容器はすでにリサイクルできますが、テトラパックはさらに一歩を進め、世界中で大規模な紙容器リサイクルを加速させようとしています。また、リサイクルしやすい容器設計の改善やリサイクル原材料の使用も推進します。

地球 テトラパックの
サステナビリティアプローチ

気候・生物多様性・循環型経済のベン図

気候

2030年までに自社事業ネットゼロ、
2050年までバリューチェーン全体でネットゼロ(2020年実績)
 ー自社事業において70%削減
 ーバリューチェーンにおいて20%削減

2030年までに再生可能エネルギー使用100%(2020年実績:83%)

CDP気候変動分野でAスコア

植物由来プラスチックをコーティングやキャップへ使用し、紙容器全体の再生可能資源比率を向上

生物多様性

資材原材料の責任調達を守ることで、生物多様性と持続可能な資源管理を推進

  • ・原紙:FSC認証
  • ・植物由来プラスチック:ボンスクロ認証
  • ・アルミ:ASI認証

CDP森林分野でAスコア

循環型経済

紙容器の回収・リサイクルを強化
 ー世界全体でのリサイクル率:27%

持続可能なリサイクルバリューチェーンの構築を目指し、サプライヤーやリサイクラー、回収業者など関係各所と協業

世界で最もサステナブルな食品・飲料容器の開発を継続
再生可能資源やリサイクル材を使用し、完全にリサイクル可能でカーボンニュートラルな容器を目指す

テトラパックの容器開発の方向性

持続可能な社会に向けて

プラスチック資源循環戦略が
国会で可決

3Rに加えて再生資源、バイオプラが重要に

プラスチック資源循環戦略「マイルストーン」
リデュース〜2030年ワンウェイプラスチックを累積25%排出抑制
リユース・リサイクル 〜2025年プラスチック製品をリユース・リサイクル可能なデザインに
〜2030年プラスチック容器包装の60%リサイクル
〜2035年使用済みプラスチックを熱回収も含め100%有効利用
リニューアブル(再生資源)〜2030年プラスチックの再生利用を倍増
バイオマスプラスチックを最大限(約200万トン)導入

プラスチック資源循環戦略
(概要)

テトラパック 容器開発の方向性

再生可能資源が重要な位置づけに

環境により良い容器ポートフォリオSECURE ENVIRONMENTALLY PREFERRED PORTFOLIO

持続可能な
キャップ、ストロー
再生可能な容器

紙ストローの展開状況

テトラパック 容器開発の方向性

再生可能資源が重要な位置づけに

環境により良い容器ポートフォリオSECURE ENVIRONMENTALLY PREFERRED PORTFOLIO

持続可能な
キャップ、ストロー
再生可能な容器

テトラパックリール包材に植物由来ポリエチレンを採用開始

再生可能資源の比率向上と二酸化炭素の削減

日本テトラパックでは、
2023年春(予定)に御殿場工場製リール包材に
植物由来のポリエチレン(PE)を用いた
新包材の導入計画を検討しております。